花火大会とお祭り

元彼と付き合っている時に花火大会のデートをするってなっ時に浴衣をきてみたんです。

自分で着付けが出来なかった為おばあちゃんに頼んで着付けをしてもらったんです。
着なれなくて苦しかったのもあるし暑くて体がすごくベタベタしてだんだんと着崩れてきてしまいました。

でも、彼と仲良く手を繋いで歩きながら花火がよく見える場所を探したんです。
そしたら、凄くよく見える場所をみつけたんです。

浴衣だったので地べたに座ることができずしゃがみながらみてたら足が何回も痺れてしまい大変でした。そしたら彼が地べたにあぐらをかきはじめたと思ったらこの上に座りな!と言ってくれたんです。

凄く恥ずかしかったけど普段からそんなふうな事をやってくれないので驚きが隠せなかったです。
でも、うれしかったからお言葉に甘えて足の上に座わったんです。
しばらくは花火の鑑賞をたのしんでたんです。突然彼が浴衣似合ってる可愛いねと言ってくれてまた驚きました。

嬉しくてこの時はこのまま時間が止まればいいのになあーって思ってたんです。
花火が終わってまた手を繋いで車まで戻り帰ることになったけど渋滞でなかなか帰れなくて花火が凄かったねって言う話で盛りあがってました。

彼とバイバイした後私はウキウキの気分で帰宅し今日あった事を思い出してニヤケてたんです。
よくよく考えたらきっと彼は恥ずかしながらもあんな甘い言葉を言ってくれたんだなっておもいます。
大切な思い出になりました。
初めての浴衣をかわいいと褒められて悪い気持ちになる人はいないとおもうんです。これって幸せな事だったんですよね。
お祭りにも浴衣を着て参戦してみました。
人だらけで全然身動きがとれなかったんです。
そしたら彼がまた手を繋いでくれたんです。
浴衣だと歩きにくいから手を繋いで歩こうって言ってくれたんです。
一人でキュンキュンしてました。
なんでこんなにも嬉しくなってしまうんだって思いながらもお祭りをたのしんでました。
浴衣効果抜群です!

出店に夢中

浴衣は3着あります。
黒、緑、ピンク。
今はあまり着る機会が無くなりました。
若い頃は夏になると、浴衣を着て花火をしたり
そのまま遊びに出かけたりしていました。

黒は1番初めに買った浴衣です。
友達と一緒に買い物に行き、同じような物を選びました。
結局、自分の好みというよりも友達に見立ててもらったので
1,2回くらい花火大会で着て、あまり着る事なくしまわれてしまいました。

緑は2番目に買った浴衣です。
ピンク、紫、黒はよく見るけど、緑は珍しいだろうと思い選びました。
結構明るい色で、エメラルドグリーンに近い感じです。
やっぱり花火大会で何度か着ました。
どうしても花火より出店が気になってしまい
かき氷2杯・お好み焼き・チョコバナナ・フランクフルトと
おいしそうな物をどんどん食べ歩きしていました。

花火が終わる頃に気が付いたのですが
女同士でずっと話しながら食べ物を食べ、
花火をほぼ見ていなかったという事がとても面白くて
「私たちバカだね」と大笑いをした事がありました。
そしてこの緑の浴衣を着ていた時に悲劇が起こりました。
クレープを食べながら歩いていた時の事です。

クレープにはクリーム、チョコソース、バナナがみっちり入っていました。
食べにくいなぁと思いながら下を向くと、なんだか浴衣の様子がおかしい。
襟の部分が少し黒くなっていたのですが、この浴衣に黒は使われていません。
すごく嫌な予感がして、恐る恐る胸の襟を開けてみると…
チョコソースが流れ込んでいました!
中は真っ黒です!
少ないティッシュで拭きましたが足りるはずもなく
手も浴衣もベタベタ、トイレもすぐに行ける状況でないという
とてもショックな事が起きてしまいました。
幸い、チョコソースの流れ込んだ部分は外からあまり
見えない所だったので、周りから見ればなんでもありませんでした。
家に帰りクリーニングに出しましたがあまりとれず
黒い部分は大きく残ってしまいました。
それからこの浴衣はあまり着る事がなくなってしまいました。

3着目の浴衣はピンクです。
やっぱり王道はコレかと思い、買ってみました。
一番大人になってから買った物で、飲み会や食事で来た事が多かったです。
仲の良い女子達で浴衣ご飯をしようと食事に行ったり、
夏だから浴衣を着て手持ち花火をしに行こうと、みんなで着たりしました。
緑の浴衣の時にクレープ汚れでこりていたので
食事の時はとてもとても気を張っていました。
今でも綺麗に残っています。

帯は出来上がっている作り帯だとカッチリしすぎて
好みでないので自分で結んでいます。
ただ、こだわりがあるわけではなく文庫結びしか出来ないので
レパートリーを増やしたいなぁと思います。

また夏がやってきたので、久しぶりに浴衣が着たいです。
クレープは絶対食べません!

しっとり和美人になりたくて…

私が卒業した学校は和裁、洋裁を専門的に教える高校で私は中学校時代家庭科の成績が良かったからこの学校なのかなぁ~ぐらいの気持ちでした。

いわゆる女子高で同級生といつもおもしろおかしく過ごしてた思い出がありますが皆初めての和裁の授業に四苦八苦していました。

和裁の授業は基本、すべて手縫いでまず一番最初は運針(ひたすらまっすぐ縫うレッスン)の練習でその光景はいま思い出すとおもしろいですよね~なんか皆真剣にただ縫っているんですから。最初の課題はさらしでつくる肌襦袢とそして浴衣でした。
まず浴衣の反物を自分で買いにいくところからはじまるのですがクラスメイト達と買いにいって盛り上がりました♪

皆それぞれに自分の好みの柄を選んで…私も多分一番熱が入ったのは反物選び。それを裁断して柄あわせするのはすごく楽しかったので形になってできてくると゛自分すごい!!″って感激しました。

すべて手縫いで仕上げ要はこの課題がクリアすると単物(ひとえもの)が縫えるという事になるのです。出来上がりは皆やっぱり感動で大喜びしました。今度はその自分で縫った浴衣を使って着付けのレッスンの授業もあって洋裁の専科の子達が浴衣持っていない子達が(洋裁の子達も着付けがあるので)私達に借りにくるのですがなんていうか~私の柄の浴衣を貸して欲しがる子が多くて自分でいうのもなんですがすごく得意な気分になったのを覚えています。

私の選んだ柄は皆の中でもおしゃれだったようです。(センス良いっていうんでしょうか。)色目は紺地に紫色のグラデーションの渡り鳥が書かれたものでしたが一目見て直感で選んだもの。それに合わせて山吹色の半幅帯も選びました。

当時はそれほど色の選び方もよくわかっていないのに自分が着るならこんな感じ、そういう目線で選んだものは今でも大切な思い出です。

16歳の頃の洋服だってそんなに持っていない時代の私の和のクローゼットの思い出は浴衣の柄あわせかもしれません。

お父さんが買ってくれた大切な…

夏祭りに浴衣を着ていく機会が減りましたが、私にはお気に入りの浴衣があります。お父さんが買ってくれた、大切な浴衣です。

私は三人姉妹の末っ子なのですが、そうなると服はお姉ちゃんのお下がりばかりでした。私は特に気にすることはなく、浴衣もお姉ちゃんの浴衣を借りて着ていました。紺色の紫陽花柄の浴衣です。お姉ちゃんが結婚して紺色の浴衣は私が貰いました。その当事は浴衣が着られれば何でも良かったのです。お母さんのお古の浴衣を着たこともありました。

しかしお父さんはずっと気がかりだったようです。毎年、夏になると「お前にも浴衣を買ってやらないとな。」と言っていました。お父さんは娘には全員、浴衣を買ってやりたいという気持ちがあったようです。私は毎年お祭りに行く訳でもなかったので買って貰わないで構わないと思って数年が過ぎていました。

ダイエットに成功したある夏に、お父さんが遂に浴衣を買ってくれることになりました。お母さんと三人で浴衣を選びに行ったのですが、お父さんがニコニコと嬉しそうにしていました。私はお母さんが勧める黒や紺色の浴衣より、黄色の浴衣を選びました。最初から黄色の浴衣が欲しかったのです。お父さんは「本人が欲しがる色にしよう。」と、私が欲しがった浴衣を買ってくれました。

淡い黄色の生地に紫陽花柄の浴衣です。その年のお祭りに着て行きました。周りの友達からは、黄色の浴衣が似合ってるね、と言われてとても嬉しかったです。お父さんが買ってくれた浴衣が自慢でした。そして浴衣を着た私を見て、お父さんが誰よりも嬉しそうでした。

それ以来、毎年その浴衣を着ました。お祭りデートでも着ていって、彼氏に似合ってるねと言われた時は本当に嬉しかったです。

現在は結婚して着る機会が減りましたが、大切な浴衣です。お嫁に来る際に忘れずに持ってきました。浴衣を見ると、お父さんの嬉しそうな顔を思い出します。お父さんとの大切な想い出の浴衣を、今年は着たいなと思います。