しっとり和美人になりたくて…

私が卒業した学校は和裁、洋裁を専門的に教える高校で私は中学校時代家庭科の成績が良かったからこの学校なのかなぁ~ぐらいの気持ちでした。

いわゆる女子高で同級生といつもおもしろおかしく過ごしてた思い出がありますが皆初めての和裁の授業に四苦八苦していました。

和裁の授業は基本、すべて手縫いでまず一番最初は運針(ひたすらまっすぐ縫うレッスン)の練習でその光景はいま思い出すとおもしろいですよね~なんか皆真剣にただ縫っているんですから。最初の課題はさらしでつくる肌襦袢とそして浴衣でした。
まず浴衣の反物を自分で買いにいくところからはじまるのですがクラスメイト達と買いにいって盛り上がりました♪

皆それぞれに自分の好みの柄を選んで…私も多分一番熱が入ったのは反物選び。それを裁断して柄あわせするのはすごく楽しかったので形になってできてくると゛自分すごい!!″って感激しました。

すべて手縫いで仕上げ要はこの課題がクリアすると単物(ひとえもの)が縫えるという事になるのです。出来上がりは皆やっぱり感動で大喜びしました。今度はその自分で縫った浴衣を使って着付けのレッスンの授業もあって洋裁の専科の子達が浴衣持っていない子達が(洋裁の子達も着付けがあるので)私達に借りにくるのですがなんていうか~私の柄の浴衣を貸して欲しがる子が多くて自分でいうのもなんですがすごく得意な気分になったのを覚えています。

私の選んだ柄は皆の中でもおしゃれだったようです。(センス良いっていうんでしょうか。)色目は紺地に紫色のグラデーションの渡り鳥が書かれたものでしたが一目見て直感で選んだもの。それに合わせて山吹色の半幅帯も選びました。

当時はそれほど色の選び方もよくわかっていないのに自分が着るならこんな感じ、そういう目線で選んだものは今でも大切な思い出です。

16歳の頃の洋服だってそんなに持っていない時代の私の和のクローゼットの思い出は浴衣の柄あわせかもしれません。